永田法による小耳症手術

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【永田法】詳しい手術解説

1回目手術(耳垂残存型の例)

肋軟骨採取

肋軟骨採取1~4の手順

肋軟骨採取5~12の手順

肋軟骨採取13~16の手順

肋軟骨採取のイラスト

↑一連の流れの図↑

フレーム作成と固定

肋軟骨採取のイラスト

肋軟骨採取のイラスト

肋軟骨採取のイラスト

肋軟骨採取のイラスト

フレームの作り方の実際

肋軟骨採取のイラスト

耳垂残存型小耳症の1回目の手術

耳垂の切開と皮弁の作成図

皮下ポケットを作る図

3次元肋軟骨フレームを回転させながら皮下に挿入する図

上の図のA、B、C、D

イラストのように皮下茎部を中心に、3次元肋軟骨フレームを耳珠部から回転させながら、皮下ポケットの中へ挿入します。

3次元肋軟骨フレームを挿入した状態と耳垂と耳珠の皮弁縫合

耳介のボルスター縫合固定の詳細と手順の図

上の図のE、F、G

・耳介輪郭の陥凹部から、耳輪外側周囲へ向かってボルスター縫合を行います。

・ロール状ガーゼにゲンタマイシン軟膏を十分に塗り、ボルスター縫合固定を行います。

・その後、吸引チューブを抜きます。

※タンザー法やブレント法などの従来法と異なり、3次元肋軟骨フレームを覆う皮膚の表面積が十分に広く用意されている永田法では、皮弁に張力がかからず安全にボルスター縫合固定が行えます。ただし耳輪内側のボルスターロール状ガーゼの直径は3㎜程度に細くします。

上の図のH

再建された耳介を保護するため、レストンスポンジをイラストのように丸く切り、再建耳介の周囲に付着させます。

上の図のI

・ゲンタマイシン軟膏を再建耳介に塗り、トレックスガーゼを乗せ、1枚のさばきガーゼをかぶせた上に、6枚のガーゼでレストンスポンジを覆い、テープで固定します。

・さらにネットをかぶせ、顔面と反対の耳介を外に出して手術は終了です。

肋軟骨採取のイラスト

↑一連の流れの図↑

2回目手術(耳垂残存型の例)

肋軟骨ブロックの形成

再建した耳介の後ろを支えて立てるための半月状の肋軟骨ブロックを作ります。
両側小耳症では再建耳介と同じ側の第4、5肋軟骨を採取して、肋軟骨ブロック作成の材料にします。
片側小耳症では、反対側の第6、第7肋軟骨を使います。

肋軟骨ブロック作成

耳垂残存型小耳症の2回目の手術・耳立て手術

TPFを挙上して頭皮分層皮膚を採取する図

TPFを挙上して頭皮分層皮膚を採取する図

TPFを挙上して側頭部の皮下を剥離する図

耳の背面に肋軟骨ブロックを挿入して耳を立てる図

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