永田法による小耳症手術

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症例写真

無耳症症例

無耳症(右耳)

無耳症手術前
手術前
無耳症1回目デザイン
1回目デザイン
無耳症2回目手術後
2回目手術後(側面)
無耳症2回目手術後
2回目手術後(背面)

無耳症(anotia)の場合、一般に頭髪の生え際が低いケースが多く従って術式が複雑となる場合が多くなります。特にこの写真のケースのように生え際が極めて低い位置にある場合、より複雑な手順が必要となります。
このケースでは、施術対象範囲(耳介となる予定の範囲)の約75%が頭髪部分でしたが、再建された耳介に発毛は全く見られません。このように無耳症で頭髪の生え際が低いケースであっても良好な結果が得られます。

※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。

■重篤な合併症

顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症

植皮の生着不良・壊死、感染、移植軟骨の露出、糸やワイヤーの露出、傷跡が目立つ、薄毛・脱毛、長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}、長時間同じ体位による褥瘡、その他、予測不可能な合併症。以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

ローヘアーラインを伴う臨床的無耳症(右耳)

無耳症手術前
手術前
無耳症1回目手術デザイン
1回目デザイン
無耳症1回目手術後6カ月経過
1回目手術後6カ月経過
無耳症2回目手術後
2回目手術後

50%ローヘアーラインを伴う臨床的無耳症の症例です。1回目の手術で髪の毛が生えない耳介が再建されました。2回目の手術で耳介が立てられました。

※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。

■重篤な合併症

顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症

植皮の生着不良・壊死、感染、移植軟骨の露出、糸やワイヤーの露出、傷跡が目立つ、薄毛・脱毛、長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}、長時間同じ体位による褥瘡、その他、予測不可能な合併症。以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

その他、耳の欠損

右耳介形成不全(立ち耳、耳輪脚位置異常、耳垂完全欠損)

手術前

術後 1カ月半

右耳介形成不全(立ち耳、耳輪脚位置異常、耳垂完全欠損)の症例です。永田先生はこのような症例でも肋軟骨を移植して2回にわけて行っていました。しかし、耳介軟骨も位置は違えど十分ありましたので、①立ち耳形成術②対耳輪形成術③耳垂形成(耳介軟骨移植)で対応しました。今回は原則一回の治療で終了です。原則永田法による小耳症手術を行いますが、耳介軟骨が豊富に認める場合は臨機応変に対応します。

執刀医/丸山成一(ヒルズ美容クリニック)

※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。

■立ち耳形成術の合併症

内出血、腫脹、左右差、感染、後戻り、耳介の変形、傷の哆開(しかい;傷が開く)、瘢痕形成(傷の肥厚や陥凹など傷跡が目立つ)、瘢痕拘縮(引きつれ)、ケロイド形成、真皮縫合糸(中縫いの糸)が出てくることがある、縫合糸膿瘍、ドッグイヤー(傷の両端が盛り上がる)、テープかぶれ、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。

■その他の合併症

植皮の生着不良・壊死、感染、移植軟骨の露出、糸やワイヤーの露出、傷跡が目立つ、薄毛・脱毛、長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}、長時間同じ体位による褥瘡、その他、予測不可能な合併症。以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。