小耳症に対する耳介再建術は、永田法として世界のテキストとなり、最先端のスタンダード術式となりました

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スタッフ紹介

   
 
 
私は大阪府高槻市に眼科医の次男として生まれ育ちました。高槻市は大阪平野の北東で、京都と大阪の中間に位置しています。そのせいか、私自身の中には大阪人の「商人魂」と京都人の「奥ゆかしき芸術の都魂」が流れているような気がします。幼い頃から絵を描くことが好きで、祖父がよく油絵を描いていたので、部屋中に充満するその匂いと独特のタッチに幼いながらも憧れていました。高校では美術部とサッカー部を掛け持ちし、将来は絵描きになるかデザイナーになりたいと思い、芸大に進もうと真剣に考えていたぐらいです。「とにかく手に職は持っておくことにこしたことはない」と常日頃両親から言われていましたし、実家が眼科医ということもあって、最終的に芸術家を目指そうか、あるいは医師を目指そうか真剣に悩みました。

医学部に入学し、5、6回生になるとすべての診療科を実習するのですが、そこで初めて形成外科を知り、正直ここはとてもすごい科だと思いました。なんと言っても芸術の要素がふんだんに取り入れられ、かつ個々のセンスが光る自分自身にとって「この世界に飛び込もう」と決心しました。形成外科の医局に入局し、たくさん先生や患者さんと出会いました。形成外科で取り扱う疾患には様々な原因で顔面やその他の部位の変形、非対称、欠損などが生じます。それらに対し再建し、できる限り正常な状態に近づける醍醐味は他の職種はもちろん他科でも味わえないものだと思います。

今回永田小耳症形成外科クリニックに勤めるにあたり、私と永田先生の出会いについても少しばかり述べさせてもらいますが、出会いは神戸の形成外科の総会で小耳症のセクションでした。私の発表が終了するなり、烈火のごとく憤怒されたことを今でもよく覚えています。フロアーでも先生とディスカッションしましたが、「とにかく一度僕の手術を見に来い!!!」と怒られたので、見に行ったところ、耳の形態が忠実に再現されていることに衝撃を受けました。また先生の人柄は学会と違って気さくで、ユーモアがあり、かつ妥協を許さない宮大工のような職人堅気な一面もあって、一緒に働くことを決心しました。先生はよく小耳症手術を“KING” OF PLASTIC & RECONSTRUCTIVE SURGERY!!!、これをマスターすれば形成外科を制するとよく言っておられますが、今では私自身もこの手術の難しさを理解し、非常にやりがいのある仕事だと思っています。

最近は形成外科、再建外科だけでなく、美容外科も日本社会の中で、女性を中心にニーズの高い分野になってきたと思います。時代は目前の高齢化社会にまっしぐらに向かっており、よい歳のとりかた、つまり老化に対するQOLを高める意味で、美容外科をとおして自分自身がサポートできればと考えております。宜しくお願いします。

出身大学 1996年3月 川崎医科大学 卒業
経   歴 2000年10月 大阪医科大学形成外科 助手
所属学会 日本形成外科学会
日本美容外科学会(正会員)
日本頭蓋顎顔面外科学会
日本レーザー医学会
日本臨床皮膚外科学会
日本口蓋裂学会
資   格 2004年4月 日本形成外科学会専門医 取得
2004年5月 日本レーザー医学会認定医 取得
2005年7月 日本臨床皮膚外科学会専門医 取得
専門分野 小耳症、埋没耳、副耳など
瘢痕(傷跡、やけどの修正)
唇顎口蓋裂
美容全般(重瞼、目の上・下たるみとり、顔のしわとり、鼻尖形成、小鼻縮小術、乳輪・乳頭形成術、陥没乳頭、乳房吊り上げ術、豊胸術、ピアス、ボトックス、ヒアルロン酸など)
レーザー治療全般(しみ、雀卵斑、太田母斑、異所性蒙古斑、単純性血管腫、苺状血管腫、脱毛など)
ケミカルピーリング
論   文
  • 上下顎骨切り術後に生じた急性肺血栓塞栓症の1例
    丸山 成一,上田 晃一他
    形成外科 42巻 12号 1999
  • Intense Pulsed Light (IPL)による光老化および血管性病変の治療
    丸山 成一,上田 晃一他
    大阪医科大学雑誌 61巻 2号 2003
  • Intense Pulsed Light (IPL)を用いた顔面炎症性色素沈着の治療
    丸山 成一,上田 晃一他
    日本形成外科学会会誌 22巻 12号 2002
  • Intense Pulsed Light (IPL)による顔面単純性血管腫の治療
    丸山 成一,上田 晃一他
    日本頭蓋顎顔面外科学会誌 18巻 3号 2002
  • Intense Pulsed Light (IPL)によるFacial Rejuvenation
    丸山 成一,上田 晃一他
    日本形成外科学会会誌 23巻 4号 2003
  • Scrotal skin replacement for extramammary Paget’s disease-a technique
    S. Maruyama, K. Ueda
    The British Association of Plastic Surgeons(BJPS) Volume58 2005
教   育 2005年5月 イギリスバーミンガム大学にてデモンストレーション手術